第43回自治労近畿地連スポーツ大会は、７月31日から８月１日にかけて兵庫県尼崎市内で開催された。野球の部では、前年度地連大会優勝の奈良県職連合と奈良県大会で、県職連合に敗れ、準優勝となった御所市職労が出場した。また、バレーボールの部では県本部代表として、奈良県職連合が地連大会に出場した。
野球の部
奈良県職連合は１回戦で和歌山県職労と対戦した。奈良県職連合は緊張のせいかエラーを連発し、６回表には０－５とリードを許した。６回裏、ついに奈良県職連合が反撃。１塁に出塁した川城が盗塁を成功させると川上がレフト前タイムリーヒットを放ち１点を返し１－５とした。試合は最終の７回裏、奈良県職連合があと一歩のところで追撃出来ず、１回戦での敗退となった。
一方、近畿大会初出場の御所市職労は、１回戦で、滋賀県代表の東近江市職と対戦した。１回表、御所市職労は１点を先取するが、初出場の緊張からかエース北野が制球に苦しみ、１回裏に１点を返される。２対２で迎えた３回裏、御所市職労は、ピッチャーを北野から多田に交代させて抑え込みをめざしたが、東近江市職に攻めたてられ、御所は一挙に５点を失う。４回表、御所市職労は、粘りを見せ、キャプテン山本のホームラン、森の犠牲フライ等で２点を返した。しかし、追撃及ばず、東近江市職に敗れた。
バレーの部
８月１日、尼崎ベイコム総合体育館を会場に行われた。近畿地連バレーボール大会では、奈良県本部代表の県職連合は、１回戦で八幡市職労と対戦した。セットカウント２対０で勝利し、準決勝に進んだ。準決勝の豊中市職との対戦では、１セット目序盤、大塚のサーブで相手を崩し、５連続得点で流れを引き寄せた。終始リードをするも、終盤に豊中市職の粘りのプレーで一気に逆転されてしまう。県職連合も粘りをみせるが、22対24で惜しくもセットを失った。県職連合は競り敗れた１セット目の喪失感を抜け出せずにいたところ、豊中市職の勢いに圧倒され２セット目を失った。力を充分に発揮できないまま、惜しくも準決勝で敗退した。この対戦の中、特別敢闘賞に、県職連合の福井彩乃選手が選ばれた。
