奈良平和フォーラム主催福島フィールドワークに参加
2024年3月22日~23日、各加盟組合から8名が参加し、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故の影響と復興について学ぶ、福島フィールドワークに参加しました。このフィールドワークは奈良平和フォーラム20周年記念事業として、地震・津波・原発事故という世界で類を見ない「複合災害」を経験した現地の状況視察及び震災・原発事故を福島だけのローカルな問題と限定せず、その教訓を社会・日常生活等、行動変容などに視野を広げるためとしています。
フィールドワーク1日目は、中間貯蔵工事情報センター見学会に参加。放射性物質の検査体制・モニタリング検査結果等のデータをもとにした取組について伺い、質疑を行いました。2日目は、双葉町東日本大震災・原子力災害伝承館にて震災・原発事故直後から現在までの経過と復興の歩みの全体像を学習、住民帰還が許され再開通したJR双葉駅周辺、震災遺構浪江町請戸小学校など訪れました。さらに、浪江町道の駅「なみえ」では、活気が戻ってきている様子が伺えました。私たちは、実際に現地を訪れ、そこで働く人々の生の声を聞き、対話をすることにより、実に多くのことを学びました。今後、各組合に向けてこの学びを共有する予定です。