メーデー奈良地方大会に3000人
第95回メーデー奈良地方大会が4月27日、県庁前奈良公園広場で開かれた。連合奈良の加盟組織など約30団体、計約3000人(主催者発表)が「すべての働く仲間の生活向上につなげていこう」とするメーデー宣言を採択した。
式典では、実行委員長を務める連合奈良の水野会長が能登半島地震に触れ、「春闘により日本経済の好循環と活力を取り戻すことが、被災地の復旧・復興支援の環境整備と加速化につながる」と強調。来賓の山下知事は「県が働き方改革を牽引し、働く人への投資を惜しまず皆様が将来に期待を持てる施策を一緒に進めていく」とあいさつした。
最後に、「賃上げの動きを中小組合や組合のない職場へと波及させ、すべての働く仲間の生活向上につなげていこう」などとする宣言案が読み上げられ、ガンバロー三唱で締めくくった。
プラカードコンテストは
1位宇陀市職労 2位国保連合 3位平群町職労 アピール賞青年部