第40回地方自治研究全国集会が2024年10月4日~5日にかけて島根県で開催され、参加してきました。参加者は、全体で2700人、奈良県本部からは10人の参加がありました。
全体会は松江のくにびきメッセにて、分科会は浜田市や大田市でも開催されました。AIの可能性、防災・減災計画、中山間地域の地域づくり、世界遺産の町で学ぶ歴史と暮らし、カーボンニュートラルなど公務にかかわる様々なテーマでセッション、講演などが行われました。
『公務員キャリアステップ(現役公務員と島根大学の学生さん、㍿BeOneが協働して制作したボードゲームイベント)』も会場内で運営されていました。
また参加者のお出迎えには、島根県観光キャラクターのしまねっこ、しまねsuper大使の吉田くんが駆けつけてくれていました。
歓迎パフォーマンスとして。島根の郷土芸能のひとつ、『さだ須佐太鼓』のみなさんによる勢い溢れる演舞に目を奪われ、シャッターを切る手が止まりませんでした。
午後からは、働き方研究家の西村佳哲さんのファシリテートのもと、自治労東大阪の前田真さん、立教大学准教授の藤井誠一郎さんの3者でトークセッションが行われました。テーマは《1%の仕事から考える。課題が価値に変わるとき》
2日目は分科会。第1分科会は入門編、「ようこそ島根へ〜自治研入門リターンズ〜」をテーマに街歩き(今日は気候も良く気持ちいいですね)。第2分科会は「地方を変える、AIの力」、第3分科会は「公務職場を魅力あるものにするために」、第4分科会は「もう知らないでは済まさせない LGBTQ+【実践編】」、第5分科会は「いのちを守る防災・減災計画〜震度7・その時あなたは〜」、第6分科会は「地域公共交通の現状と課題〜交通弱者をつくらないまちづくり〜」、本部特別分科会は「地域から考えるカーボンニュートラル」をテーマにそれぞれ開催。第7分科会「中山間地域の地域づくり」、大田市では開催県本部特別分科会として「世界遺産の町で学ぶ歴史と暮らし」をテーマに開催。それぞれの地域での自治研のヒントを持って帰れる集会となりました。