第162回 中央委員会 人勧の闘いなど当面の闘争方針を決定 5月26日~27日、第162回中央委員会が2年ぶりに対面 で開催。人勧闘争、自治労会館大規模修繕、互助会規則の一部 改正など、4つの議案について討議・確認された。 冒頭の川本委員長・鬼木まことさんのあいさつに続き経過報告 がされ、質疑・答弁を実施。報告は電子投票である「e投票」 で採決、承認された。 第1号議案「当面の闘争方針(案)」では、昨年の人勧では一 時金のマイナスを受けた取り扱いが今春闘にまで及び決着で混 沌とした。2022人勧は、連合の民間春闘状況結果では、コ ロナ禍ではあるが上向きとなっており、賃金はもちろんのこと 、良質な公共サービスの確立と人員確保、それらに携わる労働 者の処遇改善をめざし、人勧闘争に結集しよう。 第2号議案「自治労会館大規模修繕(案)」・第3号議案「互 助会規則の一部改正(案)」第4号議案「2023年定期大会 の開催地(案)」が提案され、各県本部から質疑があった。議 案質疑では大半の県本部からは、鬼木まこと参議院選挙に係る 闘争の意識合わせや、新規採用対策の継続・人員確保・人勧に 向けた闘争に係る質疑があり、本部が率先して取り組んでいく ことの答弁があった。 川本委員長あいさつ(要旨) 組織強化・拡大の課題や取り組 みを議論するとともに、組織力、結集力の継承のためには日常 の政治活動や国政はじめ各種選挙闘争の継続・強化がいかに重 要であるかを再確認し、約50日後に迫った第26回参議院選挙 にむけて全力で取り組むことをお願いしたい。 当面の闘争(要旨) 依然、コロナ禍での闘いとはなるが、まずは疲弊した現場組合 員の関心が高い人確保闘争をに向け取り組む。2022人勧闘 争では、公平・公正な公民比較に基づく月例給や生活に必要な 一時金の引き上げを求めるとともに、会計年度任用職員の処遇 改善、定年引き上げでは、条例改正を進めるにあたり、十分な 労使協議を行っていくこと。また、6月男女平等月間の取り組 みで、男女間格差の是正、ワークライフバランスの実現、ハラ スメント防止などの課題を中心に取り組む。現業統一闘争では 6月3日の全国統一闘争基準日にむけ取り組む。第26回参議 院選挙における自治労組織内候補予定者「鬼木まこと」の勝利 に向け、今こそ自治労組合員の団結力を発揮し、組合員の声を 国政に届けるとともに、組織強化のためにも選挙闘争を確認し、 総力をあげてたたかい抜く。 |
2023年自治労定期大会は、函館に決定した。 |
INFORMATION 自治労奈良県本部情報
月別アーカイブ